雉虎白note

ポップカルチャーぐうたら

2020年邦楽日本語ベストトラック40曲 & ベストアルバム10枚

2020年の年間日本語ベストトラックと、日本語ベストアルバムを選んだ。邦楽ではなく、日本語の曲という括りで選出。以下、日本語ベストソング40曲と、日本語アルバム10枚です。選んだ曲はすべてポップミュージックとして聴いていたものだ。どれもキャッチー…

2020年ベストトラック100曲 & ベストアルバム10枚

2020年はほとんど家の中にいる1年だったので、聞いた音楽の量は例年の倍以上かもしれない。しかし、アルバムを聞き込むというよりは、プレイリストを聞いている時間が長かったので、実は今年もアルバムはそんなに聞けていない。ただ、曲単位で言えば例年より…

映画『マンク/Mank』デヴィッド・フィンチャーはギラついて

さすがにDavid Fincher(デヴィッド・フィンチャー)作品だし劇場で見れるだろうと高を括っていたけれど、わが町では公開されなかった。何年も心待ちにしていたフィンチャー新作を、テレビで見る悲しさたるや。 40インチのブラビアにへばりついて、ヘッドホ…

クアランティン時代の音楽を振り返る

実は今年没にした下書きが10個くらいあるんだけど、せっかくだから年間ベストを出す前に、その一部を簡単にまとめてシェアします。もったいないから。2020年になんの作品に興味をもって、どう感じていたかの備忘録です。 J hus 今年最初に気に入ったアルバム…

2019年邦楽日本語ベストトラック30曲 & ベストアルバム5枚

2019年の年間日本語ベストトラックと、日本語ベストアルバムを選んだ。邦楽ではなく、日本語という括りで選出。曲はすべてポップミュージックとして聴いていたもの。歌詞に心を奪われたり、新しいボーカル表現に出会ったり、今年も面白い日本語の音楽がたく…

2019年ベストトラック100曲 & ベストアルバム10枚

2019年の年間ベストトラックと年間ベストアルバムを選んだ。100曲と10枚。「みんなアルバムって覚えてる? アルバムはまだ大事なんだ。」うん、大事なのは分かってるけどそんな時間ないよ、っていうのが2019年の実情。教えてもらった曲や音楽メディアのおす…

突然変異のその先へ FKA Twigs『Magdalene』

The Weeknd(ザ・ウィークエンド)が『House of Baloons』(2011)で世に放ったオルタナティブR&Bは、2010年代を代表するサウンドになった。Dev Hynes(デヴ・ハインズ)との共作でSolange(ソランジュ)やSky Ferreira(スカイ・フェレイラ)が台頭、Frank …

これはもうポップアルバムと呼んでいい Sudan Archives『Athena』

スーダン・アーカイヴスのアルバム『アテナ』が想像以上にポップだった。ROSALÍAがフラメンコをR&Bに持ち込んだように、Sudan Archivesはアフロ音楽をR&B・エレクトロニックと融合させた。しかも、しっかりポップミュージックとして。2年前、スーダン・アー…

King Princess『Cheap Queen』超モダンな音響デザインが生んだもの

キング・プリンセスのデビューアルバムは、まるでベテランミュージシャンのような貫禄と気品が溢れる、しかし超モダンな音響デザインが施された、不思議なポップアルバムだった。「1950」という曲がある。ピッチフォークが「ポップソングとして完璧に近い」…

Kanye West『JESUS IS KING』賛否分かれたゴスペル・ラップ・レコード

Kanye Westのニューアルバム『ジーザス・イズ・キング』。リリックを聞けばこの作品が完全なゴスペル・ラップ・レコードだとわかる。今回、カニエがアルバムで表現したかったことは「神への信仰心」その一点だったよう。下品なギャグはもちろん、いつもの言…

映画『ジョーカー』社会的弱者を悪役として描くということ

この人をジョーカーとして堕としていくのか、この映画は。ジョーカーの生い立ちに関する設定の危うさは必然だった。大絶賛一辺倒、ヴェネツィアで金獅子賞まで取った「ジョーカー」だが、時間がたつと共に試写を観た者の感想は賛否入り乱れるようになる。公…

なぜ3姉妹は服を脱ぐのか? HAIM「Summer Girl」ポール・トーマス・アンダーソン監督作

3姉妹が街を歩きながら服を次々と脱ぎ捨てていく。ポール・トーマス・アンダーソンが監督を務めたハイムの「Summer Girl」のミュージックビデオの謎。この夏、ミュージックビデオが印象的で、繰り返し聴いていた曲がある。LA出身の3姉妹がフロントマンを務め…

Laundry Day、NYの高校生バンドにTyler, The CreatorやThe 1975が心を掴まれた

タイラー・ザ・クリエイター、The 1975などから共演オファーを受ける高校生バンドがいる。ラップ以降の新世代らしく、あらゆるジャンルを軽々横断する音楽性は、同世代の若いリスナーだけでなく、現音楽シーンのトップアーティストたちの心も掴んでいる。NY…